【ポケモン対戦ノート】③-9ポケモンを育てる・個体値編
今回は「個体値」について説明します。
用語は小難しく見えるかもしれませんが、
仕組み自体は 努力値ほど ややこしくはありません。
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◆個体値について
まずは おさらいですが、今回 解説するのは
過去の記事の② で触れた、「遭遇したポケモン1体1体ごとに変わる」
個性的なステータス数値(通称:個体値)です。
個体値は 原則ランダムで、それぞれのステータスごとにバラバラな数値になり、
数値が高いほど ステータスが高くなります。
各ステータスごとに「0」~「31」という値の範囲からランダムで決まり、
「0」なら低く、「31」が最も高い個体となります。
例えば、以下のような 個体値のピカチュウがいた場合
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
0 | 19 | 20 | 31 | 2 | 30 |
とくこうが 最大の「31」となっており、
すばやさが 最大の一歩手前、「30」となっているため、
とくこう や すばやさが高いステータスをもったピカチュウになります。
反対に、HPが「0」、とくぼうが「2」と低い水準となっており、
特殊の耐久は心もとないピカチュウといえます。
また、個体値は努力値とは違い、合計の限界値などはなく、
全ステータス 完全ランダムのため、
すべて0の場合もあれば、すべて31の場合もあります。
※補足
プレイヤーの間では、最大の「31」のことを「V」、
最大の一歩手前の「30」を「U」と呼びます。
つまり、前述のピカチュウは 特攻(C)がV、素早さ(S)がUとなります。
また、「6ステータス すべてが31」の場合は、「6V」と呼称されます。
少しでも 簡易表現するための手法ですね。
(これらの専門用語が 外から見ると異様に見えるかもですが…)
また、努力値と同じく「個体値が1である」ことが「ステータス1上がる」ということではないため、
「31」だからといって 「0」よりもステータスが31高いというわけではありません。
ただ、今回は こちらはまだあまり気にしないでください。
詳しくは 次回の記事で 言及します。
◆個体値を調べる方法
個体値は 生まれたときにランダムに決まるため、こだわる場合は
育て屋さんに ポケモンを預けて、タマゴを孵化します。
産まれたポケモンの個体値が どの程度かについて調べるためには、
ソード・シールドでは バトルタワーでランク4までいけば、
ポケモンボックスに 「ジャッジ」機能が追加されます。
※バトルタワーでは 育成済みのポケモンをレンタルできたり、
伝説ポケモンが使えますので、対戦用にパーティが揃っていなくても 即席で戦えます。
「ジャッジ」では 各ステータスに 以下のような ざっくりな判定がでて、
個体値がわかるようになります。
さいこう(31) > すばらしい(30) > すごくいい > かなりいい > まあまあ > ダメかも(0)
個体値はランダムのため 育成が大変そうにも思えますが、
親から一部を遺伝させることができます。
特に、近作は 過去作ダイヤモンド・パールあたりの頃に比べて かなり簡単です。
詳しい方法は、次々回以降の「遺伝」の記事あたりにて 記載予定ですので、
今回は、基礎ルール と ジャッジ機能で調べられる
という点だけ 抑えておいていただければと思います。
まとめ
・個体値は、各ステータス「0」~「31」からランダムで決まる
・個体値をこだわる場合はタマゴを孵化する
・ジャッジ機能で調べられる
さいこう(31) > すばらしい(30) > すごくいい > かなりいい > まあまあ > ダメかも(0)
次回は、努力値や個体値を総合して 「ステータスの詳細」について深掘りします。
ポケモン対戦ノート 目次はこちら
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→次回「ステータス詳細編」
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