ゲームレビュー

【ゲームレビュー】ゼノブレイド2感想(総評)

NIntendo Switchのゲーム「Xenoblade2(ゼノブレイド2)」をプレイした感想や、

魅力に感じた点を、ストーリーのネタバレなしでお伝えします。

プレイ進捗:本編&追加ストーリークリア
プレイ時間目安:本編 探索含めてクリアまで127時間(ストーリーだけなら40~50時間くらい)
追加ストーリー:探索含めて30時間程度
クリア後含めた総プレイ時間:190時間

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2人で1つ!一心同体で戦うRPG

ゼノブレイド2は、
プレイヤーと パートナーである”ブレイド”の二人一組のキャラたちで
探索し、バトルする「連携作戦」がカギとなるRPGです。

ゼノブレイド2では 操作キャラクターである「ドライバー」と、
パートナーである「ブレイド」の「2人1組のチーム」
パーティを組んで 探索、育成、バトルするRPGです。

バトルは3Dアクションで、
操作キャラクターであるドライバーは
自動で行う通常攻撃「オートアタック」や技「アーツ」で戦い、

パートナーであるブレイドは
ドライバーの能力を高めるなど後方支援をしてくれたり、
条件が整うと ブレイド個々の特殊な必殺技が使えます。

さらに他のドライバーやブレイドたちと
タイミング合わせて技をうったり、敵味方の属性を考えてコンボを繋ぐなどの
「連携」が上手くいくと、
通常の必殺技よりも 10倍、100倍ほどのダメージや効果が発揮され、とても気持ち良くなれます。

また、バトル以外でも ドライバーとブレイドの編成を考えたり、
ブレイドだけにしかできないフィールドの探索スキルを活用したりなど、
工夫してやり込める要素が たくさんあり、じっくりどっぷり遊べます。

ストーリー上においても、「ブレイド」の存在は重要で、
ブレイドの姿が 人であったり、獣であったり
個々で特異な能力をもっていたり 「ブレイドという存在」自体の謎や、
また人間とブレイドの関係性についてのエピソードが展開されるなど
「ブレイド」はストーリー上でも核心になっています。

キャラクターや世界観が個性的で、
広大な探索の合間合間に、よくできたアニメを見る…といった楽しみ方ができます。 

気がつくとハマっている探索と育成、世界観

広大で綺麗で、歩いているだけで楽しいと思える地形やギミックのマップが探索できるのは
開発モノリスソフトさんの折り紙付き。

本編に関わらないブレイド1人1人にも 専用でクエストが用意されていて
愛着も沸きやすく、純粋に嬉しいです。
むしろ本編そっちのけで あっちこち寄り道しちゃうこともしばしば。

ゼノブレイドDE(1)でも そうだったのですが、
とにかく探索と育成の中毒性が高く、気がつくとハマっている自分がいます。

ブレイドの能力も使いながら 未踏の地を隅々まで探索したくなる雄大なマップ、
奥地で秘境を見つけたときの高揚感、
様々な情報を元にしてキャラクターの育成やバトルテクニックが上達していくなどなど、

育成・探索のサイクルが 基本に忠実に、なおかつ膨大に作られており
育成や探索が好きな人は どっぷりハマるかと思います。

また、ブレイドたちを任務に派遣して、
実時間でクエストをこなすのを待つ「傭兵団」というシステムがあるのですが、
探索している片手間に ながらで控えのメンバーを放置育成できるのが良きです。
(休憩にごはん食べながら育成してましたw)

ごはんタイム

マップだけでなく、ストーリーも個性的な世界観で徐々に惹かれました。

雲の海で覆われた世界と、 アルスと呼ばれる巨大な生物の上で暮らす人々、
特殊な力や性質をもつブレイド、そのブレイドを操るドライバーの倫理観。

ゼノブレイド1はキャラクター同士のドラマから展開が広がった印象ですが、
2は逆で、独特な世界観があって そこからキャラクター個々のドラマが熱くなった印象でした。

今回もメインキャラは皆 個性的で愛着湧きました。
本編120時間もやっていたのも相まって エンディングでは感動もひとしおでした。

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やればやるほど高度な連携にチャレンジしたくなるバトル

ゼノブレイド2のバトルの感想を一言で言うと、
「初見では わかりにくいけど やればやるほど非常に面白い」です。

先に書いたようにドライバーとブレイドの連携を、いつ、どのタイミングで仕掛けるかと
事前の段取りで編成と育成を考えたりと 工夫のし甲斐があり、
次はもっとうまくやろうという気になりハマります。

1のシステムを踏襲したりアレンジして よく昇華されています。

ですが、最初はとっつきにくさがあり、
要素が多いことと、パッとイメージしにくい横文字のシステム名と、
説明(Tips)が文字だけで振り返れないこと
 が理由としてあります。

しかし、それらのシステムの意味と、
工夫の仕方が理解できると、育成要素も相まってコツが見えてきて、
いつ、どこで指示を出せばいいかの戦略的な遊びが見えてきます。

また、コンボとチェインアタックの仕組みが理解できると、
無限のダメージ数値に挑戦したくなる快感もあります。

上記の通りとっつきにくさを感じるだけで、
非常に良い出来なので、後日 別途記事としてまとめたいと思ってます。

気になった点

すごくハマってお気に入りのゲームだけに、
プレイして気になった点もたくさんあります!笑

たくさん書いてますが、いずれもプレイを中断するほど致命的ではありません。

UI関連

画面構成や操作は、追加コンテンツや次作のDEでも改善されてたりします。

・ブレイドの管理が大変
・クエストとスキップトラベルの導線が遠いので両画面からそれぞれに行き来したい。
・アクセサリーやアシストコアの検索が膨大なので同効果はある程度まとまってほしい
・オートランのボタンとクエストの詳細が被って誤爆
・クエスト詳細画面でLRでクエスト切り替えしたい
・拡大地図が見にくい、中央でなく横に並べたい
・ロックオンの左右切り替えを細かく設定したい 画面に対してか、距離に対してかなどの設定変えたい
・DLCの方では追加されていましたが、Tipsの読み返しが欲しい

バトル関連

・敵の攻撃が亜空間アタックしてくる
 (明らかに当たってなかったり遠くても当たる。味方はしょうがないけど敵は…)
・狭い場所や崖っぷちでの戦闘で、落下死したり助け起こしが困難なので
 できるだけ地形の内側にリスポーンしてほしい
・抜刀、納刀システムがやや難しい。
 敵に水場などに押し出されて 自動的に納刀状態になって 攻撃受けてゲームオーバー!は いと悲し。
・後半の敵のバランスは、いきなり大技ドカーン! いきなりライジング!みたいな
 ちょっと大味に感じる面もありました。(プレイヤー側が成長しすぎちゃうのもあるんだろうけど…)
 敵のHPも多いですが、コンボをねらうチャレンジもできるので 自分はそこまで気になりませんでした。
 (ザコはもう少し柔らかくてもいいかもしれませんが)

クエスト・そのほか

・一部の採取ポイントが、工場に魚がいたり、明らかになさそうなところにあるのが ちょっと違和感
・ドロップアイテムが空中から落下してしまう。ユニークモンスター相手だととても悲しい。
 落下した場合はイベント戦終わりのように自動回収してほしい
・味方キャラクターが豊富なゲームに多いですが、パーティの変更を あまりしませんでした。
 ブレイドの変更はしますが 場面に応じたドライバーの変更は ほぼ固定でした。
 ゲームバランスで惜しいと感じた点ですが、物量と要素が多いのとシステムの性質上 これは仕方ないのかも。
・クエストが長く、おつかいが多いのは この手のゲームの宿命ですが、それでも気にはなりました。
 かといって、複雑にしてしまうと 面倒!となるので 塩梅ムズカしいところ…

◆まとめ:長編アニメの世界を旅したかのようなゲーム

物量がとにかく凄く、200時間ずっと楽しかったです。

キャラクターのセリフ、キャラクター達の動き、かけあいボイス、イベントシーンの分岐など
作りこみ、物量がすんごいです。

全体的に量も質も高く 相当の時間とこだわりがあったことでしょう。

長い時間かけて、なるべく探索にも注力して ゆっくり進めてた分、
エンディングでは とてもさびしい気持ちになりました。

1が名作だったので、つられた評価をしないように
1年の間をあけてからプレイしましたが、全くの杞憂でした。

過去作のゼノシリーズをやった方がいいかどうかは、
「ゼノブレイド1」をクリアしていた方が より楽しめると思います。

音楽も非常に良かったです。
曲数も多く、バトルもかっこよく、フィールドやイベントも癒されます。
メレフ戦や イーラの一団 との戦闘が印象的でした。

総評(ネタバレなし)の感想は以上になります、ありがとうございました!

次回はバトル・育成システムの魅力を書いていきます。→こちら よろしければどうぞ~

 

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