【ポケモン対戦ノート】③-5ポケモンを育てる・道具・前編
今回はポケモンの「道具」について、詳しく見ていきましょう。
道具は前後編で、後編では「ロールに向いた道具」という分野でまとめます。
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◆道具について
ポケモンに持たせることで効果を発揮する道具は、
さまざまな種類があり 何を持っているか対戦で想像されにくいため、
相手の意表をつくためとしても 重要な要素です。
ただし「1パーティ内で同じアイテムは持たせられない」という制限があるので、
たとえば「たべのこしが便利だから全員に持たせよう!」といったことは
ランクマッチでは できませんので、気を付けましょう。
アタッカーなら 技の威力が上がる道具、
ディフェンダーなら HP回復する木の実を持たせる、など
今回も「役割」に向いた道具を持たせる、という点は大事なポイントです。
ただし、「持たせる道具」によって 技や役割を大きく考えなおすこともあります。
たとえば、素早さが とても上がる道具を持たせるポケモンに、
「でんこうせっか」などの先制技は あまり使う機会がなく、
それよりは、別タイプの技を覚えて攻撃範囲を広げるほうが活躍できたりします。
それだけ道具のもつ影響は大きいので、
パーティあるいはロールを考える時点で、頭の隅においておくといいでしょう。
道具との組み合わせは たくさんあるため、これが100%良い!という正解はほぼ ないので
対戦で よく使われている 人気の持ち物や、
それぞれの役割に向いていそうな道具のご紹介をさせていただきます。
もちろん、こちらに載せる道具以外も、
役割や特性により 選択肢に入ることがありますので、
自分で組み合わせを 探してみるのも楽しいですよ!
◆役割問わず、汎用的に使いやすい道具
HP回復の木の実
ストーリー攻略でも 簡単に手に入る「オボンの実」は、対戦でも汎用的でとても便利です。
「自身のHPが黄色ゲージ(半分以下)になったら、HPが1/4回復する」という効果で、
もし相手が、2回分の攻撃で倒せるダメージを与えてきた場合に、
途中で回復が入ることで 3回分の攻撃を耐えられるようになるため、
1回分多く行動でき、技が撃てるチャンスが増える…という強みがあります。
また、ほかにも HPが赤ゲージ(1/4以下)になったら、HPが1/3回復する木の実(ウイの実など)もあり、
回復量を上げたり、オボンと持ち物をかぶらないようにできますが、
味の好みがあり、性格によっては「混乱」してしまうので 運用には注意です。
状態異常を回復する木の実
ポケモンの状態異常は なかなかに強力で、
まひで相手の素早さを落としたり、ねむりで相手を動けなくするなど
搦め手で攻めてくる者たちが結構います。
そこで対抗策として、すべての状態異常を治す「ラムの実」を持たせるのがシンプルに有効です。
ほかにも、技「ねむる」で全回復して すぐに起こしたい(=「ねむり」だけを解除したい)、
という理由で「カゴの実」を持たせる場合もあります。
※ラムの実だとなんでも回復「できてしまう」ため、
意図せず相手の行動で混乱などした場合も 実を使ってしまい、
「ねむる」での即起きができなくなってしまう、ということです。
ダメージ半減の木の実
特定のタイプの技を受けたとき、ダメージを半減する木の実です。
たとえばギャラドスは電気4倍、ヌオーは草4倍のダメージを受けてしまいますが、
木の実の効果で2倍に抑えて、一撃耐えて反撃する、などの戦略がとれます。
お互いに弱点をとれるような状況下では役立ちます。
きあいのタスキ
きあいのタスキは HPが最大のときに ひんしになるダメージを受けると、
一度だけHP1残して耐えることができます。
攻撃や技が強いけど 守備が低くて すぐ倒れてしまうようなポケモンに持たせたり、
サポーターが確実に行動できるようにするために持たせるなど、使いやすく強力な道具です。
中には、ギリギリで耐える性質を活かして
反撃技「カウンター」や「ミラーコート」などにつなげる戦略もあります。
ただし、「HPが最大のとき」というのがポイントで、
先制技や天候(すなあらしなど)のダメージなど 少しでもHPが削られてしまうと
タスキの効果はなくなってしまうため、状況によって注意が必要です。
まとめ
・役割に向いてそうな道具を選ぶ
・道具基準でパーティや役割を変えても良い
・オボンの実、きあいのタスキは汎用性が高い
次項の情報が多いため、今回はここまでで、
次回、ロールに向いている道具をまとめます。
ポケモン対戦ノート 目次はこちら
←前回「覚える技編」
→次回「道具・後編」
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