【ポケモン対戦ノート】③-7ポケモンを育てる・特性編
今回は、「特性」について すこしだけお話します。
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◆特性について
ポケモンが種類ごとにもつ「特性」は、対戦でも大事な要素です。
たとえば、電気タイプのロトムは、特性「ふゆう」によって浮いているため
「地面タイプの攻撃を無効化」できます。
つまり、自身の電気タイプの弱点を補えるため 非常に強力です。
対して、地面タイプのドリュウズは、特性「かたやぶり」によって
「相手の特性を無視して攻撃できる」ため、
ロトムの「ふゆう」を無視して 抜群の攻撃を与えられます!
このように特性は、タイプ相性や ロールを覆す、
ないしは強化する効果があるため、とても重要な要素です。
ポケモン1種につき、1~3種類の特性をもつことがあり、
内容も千差万別でプレイして覚えるしかないのですが、
不思議と自然に覚えますし、強力な特性はチェックしておくのが良いと思います。
(後ほど主要なものを一部ご紹介します)
また中には「隠れ特性」という、普通の遭遇では得ることのない
隠された特性をもつポケモンもいます。
隠れ特性は、ソード・シールドのゲーム内では
「ダイマックスレイドバトル」で捕まえたポケモンのみ手に入ることがあり、
隠れ特性持ちからタマゴを孵化すれば、遺伝することができます。
(そうでない場合は過去作から連れてくる)
隠れ特性はトリッキーな効果をもつ場合が多く、
戦術の選択肢のひとつとして考えると良いでしょう。
BP交換やランクバトルの報酬で手に入る「特性カプセル」という道具を使えば、
2つ以上の特性をもつポケモンは特性を変えることができますが、
隠れ特性→通常、通常→隠れへの変更はできません。
また、DLC「冠の雪原」から追加された「特性パッチ」という道具を使えば、
通常→隠れ特性に変更できるようになりました。
【COLUMN】
隠れ特性は、非公式ですが通称「夢特性」と呼ばれることがあります。
これは、はじめて「隠れ特性」が追加された「ブラック・ホワイト」で、
隠れ特性のポケモンを捕まえるために、ポケモングローバルリンクというWebサイトと連動して、
ゲーム内で寝かせたポケモンを、Webサイト上で夢世界で遊ぶと手に入る仕組みから来ています。
今では夢とは関係ありませんが、略称で使われたりします。
◆代表的な特性
さすがにこれだけでは内容が短いので(笑)、
ソード・シールドの対戦で使われやすいと思しき 代表的な特性をご紹介します。
※ただし、「ばけのかわ」「ふしぎなまもり」「てんのめぐみ」など
ほぼポケモン固有の特性は キリがないため 省略します。
◆火力増強系
・ピンチのときに 特定タイプの威力が上がる系
(「もうか」「しんりょく」「げきりゅう」「むしのしらせ」など)
・特定種類の 技の威力が上がる系
(「がんじょうあご」「かたいツメ」「てつのこぶし」など)
→倍率が極端な効果もあるので、要チェック!
ウオノラゴン、ローブシンなど
・じしんかじょう
→相手を倒したときに攻撃が1段階上がります。
今作ではダイマックスで大火力が出せるのも相まって非常に強力です。
ギャラドス、ズルズキンなど
・スキルリンク
→ランダムで2~5回出す連続技(タネマシンガンなど)を、必ず5回出せます。
パルシェン、チラチーノなど
・ちからずく
→追加効果のある技を使うと、追加効果が起きないかわりに威力が1.3倍になります。
力こそパワーなポケモンに。(※ダイマックス技は反映されないそうです)
・はりきり
→物理攻撃の命中が0.8倍になりますが、攻撃が1.5倍になります。
しかも、こちらはダイマックス後も適用されます。
アイアント、トゲキッスなど
◆守備系
・いかく
→登場と同時に物理攻撃を1段階下げます(2/3にする)。
ターンを使わないので非常に強力です。
ディフェンダーを代表する特性のひとつ。
ギャラドス、ウインディなど
・特定タイプの攻撃を 無効化または吸収する系
(「ひらいしん」「ちょすい」「もらいび」「ふゆう」など)
→なかには、吸収して能力強化するものも。
ラプラス、ロトムなど その他多数
・物理攻撃を受けたときに 相手に作用する系
(「てつのトゲ」「どくのトゲ」「せいでんき」など)
→相手からの攻撃を受けるだけで作用するため 物理ディフェンダーと相性が良い。
ナットレイなど
◆技発動補助系
・かたやぶり
→相手の特性を無視して攻撃できます。
ドリュウズ、オノノクスなど
・いたずらごころ
→変化技(「でんじは」など)を先制技として打てます。サポーター向き。
ただし、相手が「あく」タイプだと効かないので注意が必要です。
エルフーン、オーロンゲ、ヤミラミなど
・ふくがん
→技の命中率が1.3倍になります。
命中率が低い技を高い確率で当てられるのでシンプルに強力です。
バタフリー、デンチュラなど
◆天候系
・天候発生系
(「あめふらし」「すなおこし」「ひでり」「ゆきふらし」など)
→登場と同時に天候を変えるので、ターンを使わずに天候を変えられます。
技のスペースもとらないのでオトク。
カバルドン、バンギラス、コータスなどなど
・天候で効果発生系(「あめうけざら」「すなかき」など)
→上記の天候発生系と組ませたりします。
毎ターン回復したり、素早さが倍速になるなど強力なものも
ルンパッパ、ドリュウズなど
◆状態異常&変化系
・状態異常時に発動系
(「こんじょう」「どくぼうそう」「ふしぎなうろこ」など)
→状態異常にかかることを条件に、ステータスやダメージなどを強化する特性。
道具「かえんだま」などを持たせ、自発的に発動させたりもします。
「状態異常は1種類しかかからない」というルールを利用して、他の状態異常を防止する意味にも。
タチフサグマ、ミロカロスなど
・効果反射系(「ミラーアーマー」「マジックミラー」など)
→変化技や能力低下を相手に跳ね返せます。
搦め手で構成するパーティなら要チェック!
アーマーガア、エーフィなど
◆能力強化系
・まけんき
→相手の技効果などでステータスが下がったとき、
自身のこうげきランクが2段階上がります。
今作はダイマックス技の追加効果で能力低下できるため、特性を忘れていると事故りますので注意です。
キリキザン、ウォーグルなど
・ムラっけ
→毎ターン、1種類の能力が2段階上がり、1種類の能力が1段階下がります。
耐久戦に持ち込んで全抜きしてくるので要注意。
オニゴーリ、オクタンなど
まとめ
・特性はタイプ相性や役割を覆すほど強力なこともある
・ポケモン1種につき、1~3種類の特性をもつ
・隠れ特性はレイドなど特別な方法でのみ出遭える
次回からはステータスの詳細、努力値について まとめます。
ポケモン対戦ノート 目次はこちら
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