【ゲームレビュー】イースⅨ-Monstrum NOX-(ネタバレなし)感想
Play Station 4/NintendoSwitch(21/9/9発売) のゲーム「イースⅨ -Monstrum NOX-」をプレイした感想や、
魅力に感じた点を、ストーリーのネタバレなしでお伝えします。
プレイ進捗:2周クリア(難易度ハード/インフェルノ)
プレイ時間:1周目50時間 2周目30時間
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◆どんなゲーム? -異能で瞬間移動!
「イース9」は3DアクションRPGゲームで、
今作は プレイヤーが特殊な能力をもった「怪人」となって、
さまざまな謎に包まれた監獄都市を探索するゲームです。
怪人たちの特殊能力・「異能」アクションは、
ダンジョンの仕掛けを解くのに使えたり、街中で空中を自由に移動できたり、
強力なボス戦や軍団戦で活用するなど、さまざまな場面で多様に駆使することができます。
たとえば、瞬時に地点を移動できる「瞬間移動」の能力なら、
街中をラクに移動できるほかにも、戦闘中に敵と間合いを詰めるのに使えたり、
「垂直にカベを走れる」能力 や 「空中滑空」の能力で
徒歩では絶対届かない 高い塔の上のアイテムを見つけられたり、
「地中に潜伏」できる能力をつかって
強敵に見つからないように こっそり忍び込んだり… などなど 様々な場面で役に立ちます。
舞台となっている広大なマップ「監獄都市」は、
怪人の活動拠点として、散策したり 武器を鍛えたりなども できますが、
街の中でも敵シンボルと接触すると突如 異界での戦闘になります。
昔ながらのRPGの「タウンだけ」「バトルだけ」といった区切りがなく、
散策×交流×戦闘が 密接に絡み合っており、常に一定の緊張感を楽しめます。
序盤から 異能アクションで 建物の上や、入り組んだ路地裏など
いろいろな場所を 自由に散策できるので、
街の中を調べまわっているだけでも けっこうハマります!
ボスとのバトル 一戦一戦のアクションも しっかり練られています。
ギリギリの回避を成功させて無敵時間を得る「ジャストムーヴ」を狙うか、
相手の攻撃タイミングに合わせて防御することで、攻撃無効と自身強化できる「ジャストガード」をするか、
スキルでたたみかけて ブレイク(態勢崩し)を起こすか、
異能アクションで 距離を詰めるか あるいは 回避するか …などなど、
瞬間の判断力 と ギリギリの攻防 を楽しむバトルを味わえます。
※難易度も調整できるので、アクションゲーム苦手な方でも遊べます
そして、定期的に訪れる「赤い月の日」の総力戦では、
怪人たちだけでなく、「拠点の設備」や「協力者の応援」も大事なので、
異能アクションで培った、散策の成果が ここで存分に発揮されます。
◆謎が渦巻く 少しダークなストーリー
ストーリーは、主人公の冒険家・アドルが
いきなり無実の罪で指名手配され 投獄されるところから始まります。
しかし脱獄を計画し、怪人たちや街人の協力を得つつ、
監獄都市全体の謎 と 事件の真相 を暴いていきます。
怪人たちは、
・監獄都市から出ることができない
・赤い月の日には 異界で強制的に魔物と戦わなければならない
という2つの呪いをかけられており、解除するべく物語が進んでいきます。
序盤からクライマックスへの伏線が よく仕込まれており、
中盤まで謎が謎を呼ぶような話や出来事が飛び交います。
主人公をはじめとした 無実の人間の投獄、
怪人たちの「呪いの意味」や「呪いの変化」、
存在するはずがない同一人物が 2人いる などなど…
勘の鋭い方なら ある程度、真相に勘づけるようになっています。
しかしそれでも、クライマックスには、
情緒や倫理観を揺さぶられるエピソードが仕込まれており、必見です。
◆シリーズはじめてでも楽しめる
「イース」は長くにわたり続いているナンバリングタイトルですが、
本作品だけでまとまっているので シリーズはじめてでも楽しめます。
知識があれば、小ネタに気づきやすかったり、
バッググラウンドがわかりますが、話の大筋には ほぼ触れてきません。
(もし事前にやるならば「1/2/8」あたりを おさえておくといいかもしれません。)
※1/2はスマートフォンアプリでも販売されています
難易度は、私は1周目ハード / 2周目インフェルノで遊びましたが、
アクションゲームが得意な方は もう1つ上の難易度でも ちょうど良いかもしれません。
(後から下げることもできます)
さいごに…安心と信頼のファルコムサウンドですので、
ロックが好きな方は 音楽だけでも ぜひ一度聞いてみてください!
ネタバレなし版は以上になります、ありがとうございました。
ネタバレあり版は→こちらになります。
こちらは良い点だけでなく気になる点の意見も交えてラフに書きますので、
よろしければどうぞ~
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