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ゲームレビュー

【ゲームレビュー】Slay the Spire感想

Nintendo Switch/PS4/スマートフォン/Steamのゲーム「Slay the Spire」
プレイした感想や、魅力に感じた点をお伝えします。

プレイ進捗:全キャラクリア
プレイ時間目安:
1プレイ3~4時間 累計では60時間ほど

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Slay the Spire (スレイザスパイヤ)
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ローグライクなカードゲーム -戦略が毎回自由に変わる

「Slay the Spire」は、
毎回ランダムに変わるルート選びによってデッキを作り(ローグライク)、
毎回違ったカードで戦う
カードゲームです。

※ローグライクとは、風来のシレンやトルネコの冒険、
 チョコボの不思議なダンジョンなどのように
 挑むたびに毎回違った内容がランダムで生成されるダンジョンのことです。

マップ上で分岐しているルートを取捨選択して、

キャラクターの行動となる「カード」
様々なサポート効果を常に得られる「レリック」
使い切りのアイテム「ポーション」を集めて、
即席でデッキを作ってバトルします

ルート選びを意識して カードバトルのプレイングや構築を変えることもあり、
次に強敵の「エリート戦」が控えていたら なるべく防戦の展開を考えたり、
序盤に探索が有利なアイテムや 自身を強化するカードを優先して取るなど、

ローグライク×カードゲームのシステムの組み合わせによって
大局を見て 動きを色々と考えるのが 斬新で、考えがいがあります。

カードゲーム自体は、カードを使うのに必要なコスト・エナジーがあり、
山札から手札を引いて戦う、という 一般的なルールですが

対人戦ではないので、山札が空になると再シャッフルとなり
どちらかの体力がなくなるまで戦います。

※なので、いわゆる手札抹殺系(ハンドデストラクション)や
 コスト妨害系(ランドデストラクション)などの戦術がほとんどありません。

◆病みつきになる!

何回もやりたくなる

挑戦するたびに手に入るカードやレリックが変わるため、
どんな戦略デッキになるかが楽しみとなって クセになります。

負けてしまっても、次のプレイでデッキが変われば勝てるのでは?という
期待感があるので 繰り返し挑戦したくなり病みつきになります。

また、カードや敵の傾向がわかってくると 次第に取捨選択に磨きがかかるので、
プレイヤー自身の成長感もあります。

デッキメイク、カード集めの一期一会が楽しい

ローグライクダンジョンは基本 運に左右されるところが大きいので
私はあまり得意ではなかったのですが、

このゲームの場合は、すこしカード選びに失敗しても
別のカードを組み合わせシナジーを効かせるなどして
広げることによって対処できるため、

運の要素はネガティブなストレスよりも ポジティブめに作用して、
色んな試行錯誤の意欲につながっている
のではないか、と個人的には思いました。

えっ!?それしていいの!?

って驚くような効果のカードやレリックが 多々あり、
どんどん色々な組み合わせを試したくなるのが楽しみなのも魅力的です。

<たとえば>
・防御を倍々にするカードと、防御量依存ダメージで攻守ガッチリ固めたコンボ
・低コスト低ダメージカードで毒を重ね掛けし、
 攻撃のたび自身の攻撃力が上がるアイテムと組み合わせて
 徐々に高火力のアタッカーになっていくなど

ワクワクする効果が多く、効果同士のコンボも
自由に組めるつくり
になっていて、やり込み甲斐があります。

対人戦(PvP)では許されないような 圧倒的な効果も、
CPUとの敵と戦う(PvE)なので安心です。

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◆気になった点

良い意味で 要素が多岐に広がっています。

カードやレリックの効果が たくさん増えてくると
「あっそういえばそうだった…」とうっかりすることも多く、
すべてを活用するには思考をフルで回転させるため、
いい眩暈が堪能できます。

眠いときにやると雑になるやつですね!

わから~ん\(^O^)/

「選択」と「ターンエンド」が 同じボタンに
割り当てられていたのが 最初 誤爆しやすかったです。
一応キーチェンジで変えられるので 善処できます。
(明確に気になった点があるとしたら、これくらいです)

かなりバランスを練られたうえで 作られている気がしますので
なかなか難しいかもしれませんが
今後もアップデートで カードやキャラクターが増えると嬉しいです。

◆各キャラクターの印象

各キャラクターの特徴や、使って楽しかったことをまとめました。
※個人の感想であり、傾向には状況などで差があります。

アイアンクラッド

自身の攻撃と守備を強化して ムッキムキになって倒すという
シンプルで分かりやすく、かつ強いキャラクター。

筋力(攻撃力)を増加して
強力な一撃・連続攻撃をするシンプルな戦法もできますが

HPを減らして エナジーやパワーを得たり、
防御をガッチガチにかためて防御スケールダメージで倒したり、
カードを廃棄(デッキアウト)して 圧縮して戦うなど

「洗練する方法」がいろいろあって 成長が楽しいキャラクター。
(筋トレのイメージ?)

サイレント

「毒」や「低コストカードの連打」でダメージを積み重ね、
自身の防御や 相手の弱体化をして
じわりじわりと倒していく戦法
のキャラクター。

エナジーやカードドローなど リソースの補強も数多くあるため、
ランダム性が強い このゲームにおいて事故りにくい、という大きな長所があります。
(不利な効果をもつカードへの対処もしやすい)

見た目は 地味な印象がありますが、
戦略としては堅実で 個人的には一番安心するキャラです。

ディフェクト

ターン終了時に 自動で効果が発動される「オーブ」を
たくさん召喚して戦う トリッキーなキャラクター。

「攻撃」と「守備」、「支援」にどれくらい割くかが鍵を握る、
デッキのバランス調整が 特に大事になります。

強力なパワー(永続効果カード)が多いのも特徴で、
準備が整ったら 防御してるだけでオーブが勝手に相手を倒してくれます。

有利な盤面を整える ゲームメイクが楽しいキャラクターです。
また、見た目も結構派手なので使っていて気持ちイイ!

ウォッチャー

複数の「スタンス」(モード)を切り替えて戦う変幻自在のキャラクター。

状況に応じてスタンスを変えるため、
バッチリはまると めちゃ強力ですが、どこかがズレるとめちゃコケるという
ハイリスク・ハイリターンなキャラクター(だと思います)

考えることが 他キャラクターよりも多く 先見の明が大事なので、
ある程度Slay the Spireの敵やアイテムを把握できている人向けの
上級者キャラクターだと思いました。

◆まとめ

低価格でありながら、くり返しくり返し遊べます。
(スマホ版ならいつでもどこでも)

また、音楽やグラフィックによる臨場感もあり、
ボス戦は小一時間 頭脳戦を繰り広げ とても緊張感があります。

考えるゲームが好きな方には 特におすすめしたい一本です。
気になった方は 一度触れてみてください!

Slay the Spire

Slay the Spire
開発元:Humble Bundle
¥1,220
posted withアプリーチ
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価格:3366円(税込、送料無料) (2020/11/15時点)

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