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ゲームレビュー

【ゲームレビュー】moon(ネタバレあり)感想

Nintendo Switch(原作PlayStation)ダウンロード専用のゲーム 「moon」プレイした後の感想や、
気になった点を、ストーリーのネタバレありでお伝えします。

ネタバレを見たくない方はお気を付けください。
(ネタバレなし版は→こちら
また、筆者の主観や意見を多く含みますので、参考程度にご覧くださいませ。

プレイ進捗:1周クリア
プレイ時間:20時間程度

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◆気になった点:気づきにつながるヒントがほしい!

「moon」は戦闘がなく、探索や推理をメインとしたゲームで、
伏線がいたるところに張られていて よく練られています。

謎解きが一筋縄ではいかないため やりがいはあるのですが、

終盤になるにつれて 如何せん関連性が見えにくかったり、
ヒントが無さすぎて 結局 総当たり や 待ち になることがあり、
テンポ感 や 解いた時の気持ちよさ は次第に薄れていくように思えました。

中盤までの、行動範囲が広がって 未開の地を開拓していく楽しみは面白かったので、
終盤の詰めは すこし残念に思いました。

(もう少しわかりやすいところに 気づけるヒントがほしかった…!)

もしくは、もっと「ラブが深まることによる 活動の変化」
感じるようなイベントが欲しかったように思います。
(究極は ネカやラブを「稼ぐ」ゲームだったので)

ヒントを探す 日常の散策においても、
家に戻るまでの繰り返しのテンポはあまり良くはなく、 (救済アイテムはありますが)

歩いたり調べたりしただけでも 何かが溜まる・稼げるなど、
もうワンアクセントほしいとは感じました。

ただ、一つ一つのサブゲームは 楽しく作られていて、
とくに「音」や「反射神経」を求めるゲームは、面白かったです。
(一部 判定が厳しいのもありますが…!)

◆アンチテーゼRPGのテーマについて

掲げているテーマとしては、ある種の哲学的な感じで、なかなか挑戦的に思えました。

社会風刺 や 模倣表現については、
moonというゲームのテーマを体現するうえで大事なことなので、
あくまで私個人としては 必要なことだと思いました。


私がプレイしてエンディングから受けた印象としては・・・、
「虚無感」でした。

最後の選択肢は、作り手のセンスを感じましたが、
私個人の1プレイヤーとしては すぐには理解が追いつかないというか
ほかに選択肢はないのだろうか? と思わず探してしまうような結末に思えて、

「虚無感」(いったい何をしてきたのか)…という言葉でしか表せないのですが、
これも このゲームを通じて感じた 「感動」なのではないかと思いました。
(のでレビューさせていただきました)

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◆3大 心を動かされたイベント

以降は プレイの思い出の雑記です。

第3位:風車庵の潜入

最初 見てすぐは理解が追いついていなかったのですが、
「まさか、風車が回る音で誤魔化す!?」というのに
気づいた瞬間 メ●ルギアがはじまりました。

ガンコなお爺さんの隙をついて忍び歩くのは 童心を思い出すというか、
子供のころに夜 親の目を盗んで遊んだりするような感覚?で
ゲーム性も相まって 面白いと思いました!

第2位:環境団体の活動内容

環境問題をネタにイチャモンをつけてまわって、結局は褒めてもらいたい、という

露骨に社会風刺していく活動をも「ラブ」としてしまう感じが、

アウトロー的というか このゲームらしいというか…、印象的でした。

第1位:月面の勇者

せっかく苦労して救出した子たちを 経験値にかえてしまうという
これぞアンチRPGといった内容のラストイベント。

私たちプレイヤーとしては、かけた労力や思い入れがあるので
「むしろ集めないほうが良かった…?」とさえ思う 辛辣な1シーンでした。

最後の選択肢は、直前の女王のセリフや、ゲームのキャッチフレーズを思い出して
「No」なんだろうなとは 頭の片隅では感じつつ、

上述のシーンのインパクトや、画面上で子供が逃げている様子から
感情的にはYesに行きたくなる、というジレンマが
moonというゲームからの問いなのかもしれませんね。

◆moonは、意見が分かれるゲーム

「moon」は、「人を選ぶ」ゲームといわれることがありますが、
私は「意見が分かれる」ゲームだと思いました。

ひとつの物事に対しての 裏側や別視点を想像したことが テーマとして掲げられているため
受け手の感じ方や主張に違いが出るのではないかと思います。

プレイヤーがテーマに対して ありかなしかを選ぶではなく、
テーマに対して「描く想像や意見が分かれる」という点で深いゲームだと感じました。

ネタバレあり版は以上になります、ありがとうございました。

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