【ポケモン対戦ノート】③-8ポケモンを育てる・努力値編
対戦で重要な「技」「道具」「特性」まで 一通り触れましたので、
いま一度「ステータス」について もう一押し 深堀りします。
今回は 特訓することで伸びるステータス値(基礎ポイント/努力値)について解説します。
ここから 数字についての話が増えてきますが、
なるべく、例えや図を使いながら書いていきたいと思います。
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◆基礎ポイント(努力値)について
まずはおさらいですが、今回掘り下げる「基礎ポイント」(以下通称・努力値)は
過去の記事の③で触れた、「ポケモン自身が成長することで増える」ステータス値のことで、
ポケモンを倒したり、栄養ドリンクで強化できる、
最も私たちがカスタマイズできるステータスポイントです。
今回は「基本ルール」と「努力値を得る方法」についてお伝えします。
努力値には 以下3つのルールがあります。
①伸ばせる限界はある
特訓して伸ばせるとはいえ、ゲームシステム上で限界が決められています。
(もし無制限だったら 誰でも全ステータス999になれてしまいますからね!)
限界値は、「6ステータス合計で510ポイント」まで、と決められています。
「510」というポイントを、各ステータスに
どのくらい割り振っていくかを考えるのが「努力値振り」と呼ばれるもので、
たとえば、「物理高速アタッカー」のポケモンを育てる場合なら、
「こうげき」と「すばやさ」に重点的に数値を振り、
より早く、より強い攻撃で相手を倒すことを目指す、といったように
役割に特化した部分に 多く振ります。
②1種類のステータスに割り振れる最大値は「252」まで
ポケモンの「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」
という6種類のステータスそれぞれに対して、
割り当てられる最大値は「252」ポイントまでが限界とされています。
つまり 攻撃を強化したいからといって、
「こうげき」に 510点すべてを振ることはできません。
なので、例えばすばやさに100振り、こうげきに200振り、残りはHPに振ったりして、
「510」というポイントを バランスよく振るのが大事 というルールです。
※正確な意図は不明ですが、おそらくゲームバランスの調整のためでしょうか。
特定ステータスに特化しすぎると 値のインフレがすさまじいので…
③ステータスを「1」上昇させるのに 必要な努力値は「1」ではない
厄介なことに、努力値を1振る=ステータスが1上がるではないのです。
買い物のポイントカードのようなもので、10ポイントで1円分になります、というような感じで
ステータスの値を上げるためには 努力値を複数振らないと上がらない、
という仕組みになっています。
では、実際どのように配分すればいいのか? についての説明については
次回以降 個体値を説明したあとに 書きますので、
今回はこういったルールがあるということを 覚えていただければと思います。
◆努力値を得る方法
ポケモンが努力値を得る方法は、2種類の方法があります。
(※ソード・シールド基準です!)
方法①:道具を使う
シュートシティで1本10000Gで販売している
「タウリン」などの薬を使うことで得ることができます。
▼各ドリンク1本あたりから得られるポイント
マックスアップ:HPの努力値+10
タウリン :攻撃の努力値+10
ブロムヘキシン:防御の努力値+10
リゾチウム :特攻の努力値+10
キトサン :特防の努力値+10
インドメタシン:素早さの努力値+10
その他にも、「ハネ」という道具からも得ることができます。
ハネは 5番道路の橋の上か、エンジンシティ右の橋の上で
1日1回 いくつか拾うことができます。
▼各ハネ1枚あたりから得られるポイント
たいりょくのハネ:HPの努力値+1
きんりょくのハネ:攻撃の努力値+1
ていこうのハネ :防御の努力値+1
ちりょくのハネ :特攻の努力値+1
せいしんのハネ :特防の努力値+1
しゅんぱつのハネ:素早さの努力値+1
ですので、たとえば「こうげき」に252振りたいときは、
タウリンを25本使い、きんりょくのハネを2個使うことで
ピッタリ得ることができます。
▼金策について
お金がかかるので、 クリア後のシュートスタジアムで連戦して
「ふしぎなおくりもの」で もらえるニャースを、
バトルでキョダイマックスさせて「キョダイコバン」を3回使うと
たくさん稼ぐことができます。
あるいは、毎日リセットされるワイルドエリアの巣穴で
光る柱1本調べるにつき 2000W手に入りますので、
ゴージャスボールと交換してショップで売ると 30000Gになりますので、
こちらを毎日積み重ねるなどでも ある程度は稼げるかと思います。
※ゴージャスボールが売っているかどうかは日替わりなのでご注意を。
【COLUMN】
道具を使うことでの努力値振りは、ソード・シールドから252まで振れるようになりました。
過去作では、薬だけで最強にさせないためか、100までが限界となっていました。
ソード・シールド以前で努力値を振る場合はお気をつけください。
(また、ブラック2・ホワイト2以前では252ではなく255まで振れます)
方法②:ポケモンを倒す
ポケモンを倒したとき、「ポケモンの種類に応じた努力値」が、
「経験値を得たポケモン」に入ります。
例えば、草むらで遭遇した 野生のココガラを1体倒した場合は、
経験値を得た 味方のポケモンに「素早さの努力値が+1入る」
ような仕組みになっています。
また、ソード・シールドでは 最初から控えのポケモンにも経験値が入るため、
彼ら全員にも同様に「素早さの努力値が+1」入ります。
何のポケモンを倒すと、何に いくつポイントが入るかは
ポケモンの種類ごとに、システム上で決まっています。
対戦するときに、何がどれくらい増えるかを覚える必要はありません。
「倒すことで、特定のステータスに 努力値が加算される」
という点だけ 覚えていただければと思います!
(オンライン対戦やバトルタワーでの戦いでは、努力値の加算はありません。
あくまでも 草むらでの戦いやトレーナーとの戦いで
「EXPが加算されたとき」に 経験として加算されます。)
ハネが足りない場合は、こちらの方法で得るといいでしょう。
一般的な おすすめとしては 以下の場所で振ります。
1番道路:ホシガリス(HPの努力値+1) ココガラ(素早さの努力値+1)
2番道路:カムカメ (攻撃の努力値+1) クスネ (特防の努力値+1)
3番道路(エンジンシティ側):タンドン(防御の努力値+1)
8番道路(キルクスタウン側):ユキハミ(特攻の努力値+1)
ただし 育て中のポケモンが複数いる場合に、パーティに入れてしまうと、
振る予定がない努力値が うっかり加算されてしまった!
といった事故もあるので ご注意を。
【COLUMN】
過去作では ②の方法が主流でした。
「経験値を得た」という点がミソで、過去作では「学習装置」がないと控えには入らないため、
先頭のポケモンに集中して稼がせるというのが主な振り方でした。
間違えてしまった場合は?
努力値ですが、ミスして 間違えて振ってしまったり、
育成後も ちょっと調整をいれたくなるときがあります。
そんなときは、「木の実」で努力値を下げることができます。
▼各 木の実1個あたりから 減少するポイント
ザロクの実:HPの努力値 -10
ネコブの実:攻撃の努力値 -10
タポルの実:防御の努力値 -10
ロメの実 :特攻の努力値 -10
ウブの実 :特防の努力値 -10
マトマの実:素早さの努力値 -10
いずれも、ワイルドエリアで集められます。
まとめ
・努力値には限界が決まっていて 合計で510、各ステータス252まで
・努力値1≠ステータス1。複数 溜めるとステータスが1上がる
・努力値は金策して 栄養アイテムで与えるのがラク。
端数はハネか、戦いで稼ぐ
・努力値は木の実で下げて調整できる
次回は、個体値についてです。
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