【ゲームレビュー】モンスターハンターライズ(ネタバレなし)感想
Nintendo Switch のゲーム「モンスターハンターRISE」をプレイした感想や、
魅力に感じた点をストーリーのネタバレなしでお伝えします。
プレイ進捗:集会所クリア(メイン武器:太刀)
プレイ時間目安:集会所クリアまで30時間ほど 累計プレイ130時間ほど
※リリース時点までのクリアです
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◆ワイヤー×ハンティングアクション!
モンスターハンターシリーズは 「狩り」をテーマにした3Dアクションゲームで、
今作ライズでは、「翔蟲」(かけりむし)を使った
ワイヤーアクションのような操作が特徴です。
今作モンスターハンターライズでは、
プレイヤーが「翔蟲」という虫を使ったアクションがメインになっています。
一番の特徴であるアクション「疾翔け」を使うと、好きな方向に翔蟲を飛ばすことで、
プレイヤーが前後左右・空中 どこへでも移動できます。
(移動に使うと一定時間ゲージが出て、溜まると再び使えるようになります)
「疾翔け」のおかげで、モンスターが別エリアにいても マップの壁や高所を無視して追跡できたり、
戦闘中においても 距離を詰めたり、攻撃を空中に回避したりと
地上だけでなく空中も含めたアクションを 汎用的に、かつ快適に使えます。
また、武器を抜刀中に翔虫を使うと 武器ごとの特別なスキルアクション「鉄蟲糸技」が使え、
基本的に どれも強力な効果を発揮します。
鉄蟲糸技をモンスターにあて続けたり、モンスター同士が争ったりすると
プレイヤーがモンスターに乗り、操ることができる「操竜」も可能になります。
モンスターに乗ると、壁に激突させてダメージを与えたり、
別モンスターを技で攻撃することができ、討伐をより有利に進めることができます。
従来作では「モンスター」は「強敵!」「脅威!」の対象、というイメージが
個人的にはあったのですが、今作で”プレイヤーが操作できる”ことに踏み切ったのは
かなり思い切ったなぁと思いました。
操竜は 高いダメージを出せる&ダウンをとれるため 強力であることは勿論、
今までモンスター同士が 同じエリアにくると「うわぁ…来ちゃった…(´・ω・`)」と
基本的に敬遠する現象だったのが、ライズでは、ダメージを稼ぐために操竜して
隣のエリアまでわざわざモンスターを合わせに行くことすらあります。
また、モンスターに乗るシチュエーション 自体が熱く、
システムとして今までのネガティブだったことをポジティブに変え
バトルのアクセントにもなっていますので、私はプレイして楽しく思いました。
(移動が難しい点は少々気になりましたが!)
狩りのテクニックについて ー今作が始めての方へもオススメ
全体的なシステムについては、
従来作までに様々な方面に広がっていた要素がうまくまとめられていたり、
見にくかった文字/使いにくかったUIが見やすく調整されていたりと、
とっつきやすさが かなり向上しています。
また ただ単に要素まとめてシンプルにしただけではなく
基本知識にプラスして 「翔虫」アクションが重要な位置づけになっているため
とっさの操作や判断の「技術」(奥深さ)を磨く余地もあるので、
アクションゲームとして上達していく実感もしっかりできています。
今作がモンハン初めての方は、最初 覚えきれないことも多いと思いますが、
モノが多いだけで 要素はかなりシンプルにまとめられてますので、
ライズは1つずつ覚えていくのに 良いシリーズだと個人的には思いました。
また先に書いた通り「翔蟲」が今作で一番 戦略の軸となる要素ですので、
裏を返せば「翔蟲」が絡むアクションを覚えれば
ライズの大体のクエストは楽しめるのではないかと!
◆散策について
新しいオトモ:ガルクについて
新しいオトモ「ガルク」はハンターを乗せてくれて、
マップの移動やモンスターの追跡が従来作より格段に楽になりました。
乗ったままツタも登ってくれるし、ちょっとした高所もジャンプで越えてくれます。
また、戦闘中でも ガルクに乗って敵の攻撃をかわしながら
砥石やスタミナ回復して態勢が立て直せるようになったのも大きい点です。
戦略的なスキル(回復補助や罠設置、素材のぶんどりなど)は
従来通りアイルーの専売特許ですので、お使いの武器や戦闘スタイル、
戦う相手に合わせてオトモを育て、選ぶのも楽しい遊びになっています。
環境生物について
マップは前作「ワールド」に比べれば少し手狭にはなった印象はありましたが、
私としてはこれくらいが把握しやすく、ちょうどよいと感じました
(上下に広がっていたり、道が立体交差で入り組みすぎると把握しきれないため)
探索していると見つけられる「環境生物」は、拾うと即時効果が起きるものと、
アイテムとしてストックできるものがあり、クエスト攻略がとても便利になります。
効果も比較的シンプルで種類も多いので、戦略幅が広がるのもGOOD。
強いて言えば、便利であるが故に 場所を”覚えないと”という気にはなりますが、
マップの「環境」を “その場でうまく使って倒している”体感もあるので、
やりくりの楽しさというか、まさしく「現地ハンター」らしさはあるように思いました。
◆個人的な感想ポイント2つ
今作の「太刀」アクションについて
私は今回太刀を良く使っているので、個人的な感想を…。
鉄蟲糸技の「飛翔蹴り」からの2つの派生、
見切るか、居合抜刀鬼刃斬りするか、水月の構えするか、の性質が異なる3つの反撃技など
瞬間的な判断が求められて 駆け引きが楽しいです。
「立ち回りを磨こうと思えばいくらでも火力を伸ばせる」のが
成長し甲斐があって、過去イチ楽しく思いました。
兜割り→納刀→抜刀斬りでゲージ上昇→また兜割コンボや
居合抜刀鬼刃斬り→ゲージ上昇→納刀→また居合抜刀鬼刃斬りのループは
決まると爽快すぎて 刃こぼれしてても ついつい続けちゃうことも、、w
百竜夜行について
モンハンでは珍しいタワーディフェンス型のレイドバトル。
大型モンスターたちが 一斉に砦に攻めてくる防衛戦で
敵の移動経路に、以下のような設備を配置して迎え撃つことができます。
・プレイヤーが自分で撃つ バリスタや砲台
・NPCが自動で撃ってくれる バリスタや砲台
・1回きりしか呼べない代わり、強力な効果を発揮する「里のツワモノ」たち
その他、ドラを鳴らすと プレイヤーの近接戦が飛躍的に強化されたり、
撃龍槍や破龍砲といった強力な兵器で、流れを大きく変えることもできます。
防衛戦なので通常のクエストに比べて時間はかかりますが、報酬も多めで、
またいつものハンティングとは異なるプレイ感で「管理する」ゲーム性があるため、
私は結構この手のゲーム好きなので、合間に時々やります。
(人によって好み分かれそうなところではあります)
やり方がわかってくると、ソロでもコツが見えてきますので、
ソロでもクリア可能ですし、マルチでわいわいやるのも楽しいコンテンツだと思います。
(あっちこっちで操竜してるのが面白いです)
◆まとめ
最後にひとつ余談ですが、今作は「めちゃくちゃ喋るハンター」も特徴のひとつです。
武器を研ぐときに「研ぎ澄ます…!」といったり
モンスターが移動し始めると「追跡を開始する」などといってくれたりと めちゃ喋ります。
狩りの臨場感が上がるのも ボイスの良いところですが、
危険な技が来る前には「何かくるっ!」と言ってくれたりなど
敵が何をやっているか、いま何が起きているかが「声」で把握しやすくなったのも
細かいですが良いポイントに思いました。
まだまだ今後も追加アップデートで モンスターやストーリーが追加されていくとのことですので、
これからも楽しみにしていきます!
モンスターハンターライズの感想は以上になります、ありがとうございました!
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